FIFAワールドカップのボスニア対アルゼンチンの試合前に起きた出来事がネット上で話題を呼んでいる。アルゼンチン代表のメッシ選手は、ピッチ裏でエスコートの少年に握手を求められたのだが、少年を無視したとして、ネット上で非難が殺到した。しかし、実際はというと…

事の発展はYouTubeに投稿された動画が原因のようだ。この動画は6月15日に公開されたものなのだが、たった30秒の動画ながら、すでに"120万再生"されている。

Messi le niega el saludo a un nino | Argentina 2-1 Bosnia | Mundial Brasil 2014


悲しい音楽と共にスローで流れる映像は物悲しさを匂わせるつくりとなっている。


少年が出てきて握手を求めるのだが、完全にスルー？

この短い一瞬がネット上で話題となっているのだが、本当はまだ続きがあった。メッシ選手はその後、列に並ぶ少年と握手を交わしている。さっきの少年はすぐにどこかへ消えてしまったものの、他の少年と握手を交わしたようだ。

Lionel Messi DID go back to shake hand of kid mascot before Argentina Bosnia Herzegovina

握手を求める少年。


その後、少年はどこかへ消える。


けれど、メッシ選手は少年たちの列に戻って、笑顔で握手。

その後、このことについてメッシ選手はこう述べている。

「みんないろいろ言ってるみたいだけど、どうして僕が子供に挨拶するのを拒むというんだ？実際にピッチ入場を待ちながら、子供たちと会話して笑い合っていたんだよ。僕は子供を無視するような人間ではないのでとても心外だ。僕には子供がいるし甥たちもいる。だから子供たちに対してそんなひどいことは絶対にしない」

きっと今は、ワールドカップも始まっていて、ファンは熱々なのだ。こういうちょっとしたこともでも火が付いてしまうのは仕方のないことかもしれない。しかし、ネットの力は恐ろしい。ちょっとしたことでも火がついたら大炎上ものだ。

Via：YouTube