イスラム過激派組織に拘束された日本人男性の動画とその後
イスラム過激派組織"イスラム国"に拘束された日本人がニュースで話題になっています。彼の拘束中の動画がYouTubeにアップされ、その後、「日本人のスパイとして神の裁きを受けた」というツイートが発信されているようです。
コチラが話題となった拘束中の動画です。"湯川はるな"氏と思われる人物が胸にナイフを突きつけられて、尋問されています。ニュースでは写真家といわれていますが、どうやら彼は日本人傭兵だったともいわれています。
湯川遥菜(ゆかわ・はるな)氏が、イスラム教スンニ派過激派組織「イスラム国(ISIS)」のメンバーから尋問を受けている映像
会話の一部を抜粋。焦っている様子が伺えます。
兵士:お前はどこから来た! 湯川氏:日本です。
兵士:なぜ、ここにいる? 湯川氏:仕事です。写真家です。
兵士:写真家のわけがない!なぜ銃を持っている?
湯川氏:NoNoNo, 医者でジャーナリストです。半分半分です。
その後、このようなツイートが発信されました。事実であれば、最悪の事態です。
日本人のスパイ、湯川はるなは、ISIS軍によって拘束され、神の裁きを受けた。
A Japanese spy Haruna Yukawa was captured by ISIS army and executed by God's Judgment
(@OmarJerbi) 2014, 8月 17
身元が判明されてしまった理由については、ISIS関係者に情報を提供した人物がいるといわれています。彼の生死に関わったことは間違いありません。
今回のように、日本人からの通告によりスパイ認定されて処刑された場合。通告した人たちは何らかの罪になるのかな? pic.twitter.com/MpqJ8eJcFE
? suizou (@suizou) 2014, 8月 17
このような人間がいることに心が痛みますが、戦争の地に入り込んだ以上、仕方のないことかもしれません。戦争は遊びではないということを再認識していただきたい。これから先も戦争や紛争の重みを認識していなくてはならない。